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映画「聲の形」

見てきた。

 

無邪気で無知で残酷な小学生の姿と、わだかまりだらけでうまくはいかない人間関係がなかなかリアルに描かれていた。

 

川井さんは性格悪いと思ったけれど、昔はともかく今は別に悪いことをしている描写はなかったから、責められるいわれはないかな。

ただし植野、お前はダメだ。

真柴くんは絶対に何かやらかすと思ったのに、普通だった。

 

絵も背景も綺麗だし、先が気になって退屈しない2時間だった。

しかし、どうして西宮さんはあのタイミングで死のうとまでしたのか、石田くんは何をもって最後にわだかまりから解放されたのか、の二点が、推測はある程度できるけれど、いまいちスッキリとしなかった。

 

いじめがどういうもので、なぜ起こるのか。

罪の意識はまったくなく、周りで面白がっている人間。

それらを客観的に見ることのできる部分は、気分が悪くなるくらいよく描けていた。

そういった意味で、小学校高学年くらいに見てほしい映画だと思った。